小鹿太郎の日記

パワハラによる休職中のこととか、あんなこととかこんなこととか。

 「10年」 間。

10年間、一人暮らししているんですけど、部屋に人を入れるのが嫌なんですよね。

家族?いいでしょう。女友達?いいでしょう。

男友達?煙草吸う子・清潔感のない子はダメです。

恋人?ん?んー・・・まあ、いいでしょう。

ガスの点検?トイレのトラブル8,000円?ムーリですムリ、本当にイヤ。

 

以前、ガスの点検で来た男性の履いてきた靴が「ーえ?腐乱死体?」てくらいのおぞましさそして禍々しさで、申し訳ないけれど門前払いしてしまいました。

その件で軽いトラウマを抱えて以来、また、あんな不潔な人が来たらどうしよう!という恐怖心から、トイレのトラブルも、家具の設置も、全て自力でやりきってます。

 

女ってのは、いくつになっても、不潔な男性が本当に無理なんです。

しかし、平素から不潔であることにすっかり慣れてしまってる男性には、赤の他人が日々大切に手入れをして守り続けてる世界に入ってゆく、っていう際に、遠慮したり配慮をしたりする、という意識がないんですよね。もうね、ほぼゴキブリですわ(言い過ぎ)。

 

さて、近々、そんな我が部屋に、不潔な男性(推定)が来ることとなりました。

マンション丸ごとPCの設定変更をしなければならなくなって、各部屋で小一時間ほどの工事をするそうなんですよね。

 

こういうとき、どうするか?

 

もうね、敵(?)に弱点を晒すしか、ないと思うんです。

 

もう、10段階でいったら6ぐらいの潔癖の癖を、20ぐらいの大げささで伝えて「不潔な男性はムリです」と、NGを思い切って出してみました。

 

で、どうなったか?

 

おじさんが来ることは確定だそうです。

ただ、靴下は履き替え、手袋・マスクを装着して、新品のスリッパまで持参したおじさんです。

 

もう、ほぼ、ふなっしーです。清潔のいう名の着ぐるみを着たおじさんです。

 

ーうん、だったら大丈夫だと思う。

「では、それでよろしくお願いします」と切った電話口で、私は、小さくガッツポーズをしました。

10年間という年月は、確実に、一人暮らしの女のハートを強くしてくれたのでした。

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